上がり坂 下り坂 まさか
2017年は、今までの人生でいちばん泣いた1年でした。
お盆にあの子をお空へ見送り、その後すぐにムスメの先天性股関節脱臼が発覚。
ムスメは現在進行形で治療をがんばっています。
これだけ読むと、あたしの2017年は完全に下り坂ですよね。
でも、あたしはそうは思っていません。
生まれてから欠かさず受けてきた定期検診、小児科ドクターの診察、理学療法士の診察、すべてにおいて見逃されてきたムスメの脱臼に、気づいてあげられた。
「先にお姉ちゃん治してあげなよ」って、あの子が教えて、譲ってくれた。
発見がもっと遅れたら、ムスメは将来お友達と一緒に走れなかったかもしれない。
なんてすばらしい出来事でしょうか。
それをあたしが「下り坂」なんて思うことは、あの子に対して失礼だし、がんばっているムスメへの侮辱です。
もちろん、股関節脱臼なんて疑いもなかったので、「まさか」という気持ちもあります。
毎日いろんなことがあります。
それが「上がり坂」なのか「下り坂」なのか「まさか」なのか。
決めるのは、結局自分だと思うのです。
by ayuminnie1127 | 2017-12-23 00:29 | ムスメ